店長ブログ

「ワンステップ」

2025年02月27日

いつも店長ブログをお読みいただきましてありがとうございます。本国も含め日本仕様のNewA5はFF110KW150PSとquattro150KW204PSの2種類ですが、北米仕様が今日発表され、quattroのみで何とパワーが268HP(だいたいPSとHPは同じ)だそうです!AudiAGはこういう差をつけるんですよね。卑怯だ!不思議に思ってました、だってA4quattro現行も252PSあるんで当然ですよね。なぜ下げるんだろうと重くなってるのに。しかもマイルドハイブリッドMHEVplusは、「市場のニーズの違いによって北米仕様には装備されない」とか言ってます、が、北米にもS5セダンもある、ということは北米のS5は純ガソリンなのです。日本仕様はMHEVplus。どういうこと?S5を購入するような人はスターターモーターのないハイブリッドよりも、キュルキュルボーン!がある純ガソリンの方が喜ぶに決まってます。ただ一方北米はアバントがない、ちょっとかわいそうですよね。でも私には見える、数年後には必ず全世界quattroが250PS超仕様に統一されている未来が(笑)さて今日はこちらです。


Q5(FY)でお客様が来店ですありがとうございます。実はもうパシャリはアフターのもの。そうですご用命はAudiAG純正Q5(FY)用ランニングボード左右セットの取り付けです。なぜか日本ではQ7は販売しているのですがQ5用はなし、きっと需要がないと判断しているのでしょうか・・・SUVって車高が高いしサイドシルも高いので、年配の方やお子さんが地面とサイドシルの間にもうワンステップあるのは便利ですよね。うわ部品点数がやばい!多すぎる!さあどうなることやら始めます。


整備工場さんとかであれば左右に柱があるカーリフトがあり、かける足の高さも調整できるので、作業がすごく楽でしょう。ただここにはその設備がありません!なので文字通り下駄を履かせ床下に滑り込めるスペースを作りました。そこまでも既に大変でした(笑)アンダーカバーはほぼ全て外し、ランニングボードの足を固定するわけですが、固定するにもボディにはナットがありません!ただそこは純正アクセサリーですから心配無用。ガムテープで塞いでありますが、穴はあるのです。でもところどころシーラーが上から塗ってあるのでわかりにくい箇所があります。ガムテープを外すと、はい、六角穴が見えます。そこに付属の六角リベットナットにパネルボンドを塗ってから、カシメます。ボンドが周りに見えていますねこれでより密着するわけです。2ヶ所リベッターのヘッドが入らないところがあり、更にジャッキで車を上げて、ハンドリベッターで渾身の力でカシメたところもありました(汗)


リベットを10数か所カシメたら、ボードの足を固定するためそのネジ穴にボルトを入れて締めますが、その前にゆるみ止めロックタイトを塗ってからとの指示、なかなか入念ですね!当然トルクレンチを使って規定トルクで締めるのも忘れません。足は片側前後、真ん中、でも真ん中は2ピースですので左右合わせて8個あります。ボルトは20個くらいでしょうか。足はスチールですが塗装済み、後ほどカバーも被りますので安心です。とにかく狭くて暗い!が疲れる原因でしょうか。1日目からマックスの筋肉痛・・・


ここからは残り時間との闘い、だから記憶がない、当然パシャリもありません(笑)前後の足を付けたらランニングボードをいよいよ乗せ、真ん中の足の外側を固定し、あとはランニングボードの足が付くことによって、アンダーカバーがフィットしなくなる部分をカットします。本来はカットするテンプレートがあるはずですが、ない!だから何度も何度も確認しながらカット、ボード裏は足やボルトがむき出しなのでそれをプラスチックでカバー、ボルトで固定します。足そのものも上側と下側にプラスチックのカバーを付け、万が一の場合でも人間や動物がケガをすることのないようにします。さすがは純正、カバーがとにかく徹底しています。かつ最低地上高が変わらない設計にも感心しました。

取り付けが終了です!2日間床下を這いずり回った甲斐があって素晴らしい出来です。当然ながら全幅にも影響しません。eマーク付きなのも安心ですね!リアエンブレムをブラックに交換して作業は完了。お客様にはとても喜んでいただけて何より!今回もご利用いただきましてありがとうございました!

それでは次回も読んでください。渡邉でした。



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