店長ブログ
「ローダウン」
2023年05月16日
いつも店長ブログをお読みいただきましてありがとうございます。日本はよく物価ばかり上がり賃金はいっこうに増えない、と。じゃあドイツはというと、私のイメージとしてはストライキはいつも起きているし、物価に見合った賃金の上昇がなされているというもの。では実際はどうだとドイツで働いている日本人に聞いてみました。あくまで1人に聞いただけですからご了承くださいね。「電気代をはじめありとあらゆる物価が数十パーセント値上がった、ただ給料はいいとこ3%くらいじゃないですか。やってられないですよ。」ですって!日本だけじゃないんですね~と思った出来事でした。さて今日はこちらです。
Q4SB e-tronに念願だったH&R Q4 40 e-tron用ローダウンスプリングキットを取り付けました。ID.4と共通のようです初めて日本に輸入したキットをすかさず購入しました。現在はH&Rの他にアイバッハもラインナップされているようでそちらもお取り寄せできます。まずはリア、何と私は初めて見ましたドラムブレーキ!BEVですからねBモードで走るとアクセルから足を離すとかなり回生ブレーキが効きますからねリアはバランスとしてこれで十分と判断したと思われます。ショックとスプリングは別体、アームを外しスプリングとスプリングシートを交換します。下からの作業で完結するのが助かります。
フロントはダンパーとスプリングが一体式、バルクヘッド上のボルトと下側はボールジョイントまで外してようやくダンパー/スプリングが抜けます。スプリングコンプレッサーでスプリングを縮めてアッパーマウントを外し、H&Rと交換します。組み上げたらホイールアライメントを取って完成。姿勢が変わるのでACCのキャリブレーションも必要となりますがこちらは後ほど実施、ひとまず完了です。
わかりにくい写真で申し訳ありません上段左がノーマル、右がローダウン後です。どちらかというとフロントがわかりやすいかも知れません2.5cmほど下がっており、リアは1.3cmほどでした。実際みるとかなりカッコよくなりました!千キロは走らないと本来のダウン値3.5cm/2cmにはならないかもしれませんが、メーカーの言うダウン値は本国モデルのしかもS lineか否かが全くわからない状態なので、おそらくそれほどここからは下がらないかな~とも思っていますがどうでしょうか。
問題の乗り心地、これがおそらく夢を見ているのだろうと思うほど、ノーマル?しなやかですし硬くないし、むしろいつも通る斜めに段差を超えるポイントで気になるリアのバタツキがなくなりました。跳ねるなんて微塵も感じません。これも変化するかも知れませんのでもう少し様子を見てみます。
Q4はG-Speed初のBEV、何もかもが新鮮、40e-tronは何とこれも初の後輪駆動、だからフロントにドライブシャフトがない!でキャリパーがおもしろいヨみたいな形、未塗装で正直色気なさすぎとも・・・下回りはというと、内燃機関もミッションもマフラーもないのでセンタートンネルがない!代わりにシルバーの部分は全てバッテリー!電費を稼ぐためか下回りは極めてフラットにカバーされています。ロアアームの下にはスポイラーも付いています。BEVは車を変えましたね!いいか悪いかは別として(笑)
それでは次回も読んでください。渡邉でした。