店長ブログ
「これは超便利!」
2022年05月01日
いつも店長ブログをお読みいただきましてありがとうございます。ゴールデンウィークで街は閑散としてますね。その代わり高速道路は大混雑、後半火曜日からお出かけする方もいらっしゃるかと思いますが十分ご注意ください。特に渋滞の末尾に遭遇したら最も危険、ハザードを出して前車との車間距離を長くとって、かつルームミラーを見てすごい勢い迫ってくる車がいないかよく見ていてください!連休中は読み物が減りますよねそんなアウディオーナーさんへブログ番外編をお届け、さて今日はこちらです。
少し前になりますがQ3にはリアドアハンドルのタッチセンサーがないのが不便、ただ北米仕様にだけは存在する、ならばそれを見習ってレトロフィットできないかという簡易的な実験をして成功した、とお伝えしたと思います。お客様からの取付依頼が既に来ていますので本番と同じ手順でG-Speed号Q3SBに付ける段階に進みます。
コントロールユニットからのハーネスはインテリアトリムは外してその中を通していきます。本来は純正でもハーネスはあるのですがそれはメインハーネスなので100万円超え!とてもとてもということでドイツ・ウルト社のハーネスを使用してBピラーのドアハーネスオス側にパチンと接続、これはA5のマルチカラーアンビエントライティングの経験が生きています少し慣れました。でも端子番号を間違えないように何度もチェックしながらの作業はいつもと同じです。メス側は後日ドアハーネス毎交換します。
ドアハンドルは残念ながらゴルフ7なんかと共用で中のセンサーだけを差し替えられないタイプのためごっそり交換、なのでコストがかさむのが難点。未塗装での供給のみのためボディカラーに合わせてターボブルーに塗装しました。んーん、仕上がりはいい感じですね!次はいよいよ実際にドア内張りを外しての交換作業へと。
まだ片側だけですが北米仕様純正ドアハーネスが届きました。左写真の真ん中の赤いロックがついたコネクタがドアハンドル用、これがないとタッチセンサーが作動しません。右写真がドアトリムを外したリアドア、ドアロックやパワーウィンドウモーターなどに黒いハーネスが這わせてありますよねこれを丸ごと交換します。
現状ないドアハンドル用コネクタがどうやって通すんだろう、もしかして穴開けるの?とドキドキでしたがさすが、一番後ろに丸いゴムカバーが付いてますよねこれを外して通すんだなるほど~それがわかればこちらのもの、さっさとドアハンドルを外しましょうこれはアウディもVWも同じですちょちょいとはい、外れました!タッチセンサーが内蔵されていないのでコネクタはつながっていません。パッキンは移植します。
先程見つけた穴にハーネスを通して丸い防水ゴムカバーもはめ込んでトリムを戻せば右上写真のようにドアハンドルへハーネスが通りました。コネクタをドア外側に出しておき、塗装したタッチセンサー内蔵のドアハンドルを戻します。結構固いのですが何とか。右側キャップも戻しせば、ボッチがあるということはタッチセンサー付きのドアハンドルがリアドアにも付きました!そしてコーディングをちょちょっとすれば・・・
感動!ボッチを押せば矢印のミラーウィンカーに注目ですロックですから1回アンサーバック、ドアハンドルを握ってアンロックですから2回のアンサーバック、エラーチェックするもエラーなし、完璧です!これでわざわざ荷物をリアシートに乗せるためにフロントのドアハンドルを握ってアンロックしてからリアドアハンドルを握る、あーんもう不便!と思わず直接リアのドアハンドルで全ドアをアンロックできるようになります。コントロールユニットをチェックしたら同様にA3(8V)やQ2もリアドアアクセスが可能になると思われます。まずはA3(8V)は取付が決定、終了したらご紹介しますのでお楽しみに!
それでは皆様引き続き楽しいゴールデンウィークをお過ごしください。渡邉でした。