店長ブログ
「想定外の事態」
2020年10月06日
いつもお読みいただきましてありがとうございます。ウィルス騒ぎってコンビニエンスストアにも結構影響しているみたいですね。特にオフィス街や駅前のお店なんかが今現在は営業していても、賃貸募集広告が出ているということは閉店が決まっているんですものね。やっぱりリモートワークの人が増えて駅の利用客、しいてはコンビニの利用客も減っているからかなと思います。あまりの社会の変化に驚くばかりです。皆様の周りではいかがでしょうか。さて今日は続きのこちらです。
360度カメラ、改めアウディ用語だとサラウンドビューカメラと言いましょうレトロフィットの続きです。もうサイドカメラの反対側はもっと大変でしたが、省略しましょう!ということでフロントへ移ります。カメラケーブルをフロントバンパーからエンジンルームを通り、室内に引き込むポイントがバルクヘッドと呼ばれるご覧の位置、もともとの太いハーネスの束が通るところの脇の予備プラグを使用するのでお馴染みですねエーモン製の黄色い配線通しで穴を開けて室内にスルスルと通していきます。予めグローブボックスは外してありますので室内側もケーブルがスムーズに引き出せます。この後プラグにはブチルゴムで防水対策を施します。
フロントバンパーを外しカメラが入るグリル格子を1本だけカットしきれいに切り口を整えると、ボルトを4本も使ってガッチリ、ピッタリとカメラが収まると、さすがRS、最小限の加工で付けられるようよく考えられています。A5だけなんであんなに苦労して削らせるのか・・・そして外からみてもまずカメラが付いていることに違和感を覚える人はいないはず、当たり前ですよね純正ですから(笑)エンジンルーム内も純正同様にケーブルを這わせていけば、ハイ、フロントカメラが付きました!
リアに取り掛かります。とここで想定外の事態、リアカメラもサラウンドビュー専用のオープナー一体型に交換します、が、ご覧のようにコジろうにも上下のある日本サイズナンバープレートの分厚いブラケットがガッチリ塞いでいるので手も足も出ません。考えてみればユーロプレートは薄くてブラケット等付いていないので簡単に外れる、だから「リプレースする」としか書いていない・・・やむなくナンバープレートを外し、とまたもやここで2回目の想定外の事態、何とナンバーボルトの受け側ナットが、締めすぎたとみえてクルクル回る、ということはボルト緩まない、ということはその下のブラケットのボルトも緩まないという事態。結構あるんですよね~知らない人がぎゅっと締めるとあれ?回っちゃうな?ま、いいか!そんな感じです。それでも何とか工具を駆使してブラケットまで外してようやく交換することができました!こんな防水性が求められるカメラ一体オープナーですが驚くことにボルトが付いていない!ただバチン!とツメで嵌っているだけ。どうりで固すぎるわけだ~手が痛い。もう勘弁して~手間かかりすぎ(笑)カメラを比べてみると~全然違いますよね広角具合が、リアカメラ用はレンズが凹んでいているのに対してサラウンド用はもうレンズがあからさまに出ています。こりゃ交換ですよね!ゲートの内張りを全て外してきれいに純正と同じくケーブルはリアゲート左から蛇腹を通り左ラゲージへ出すことに成功しました。いや何とか前後もクリア、省略はしましたがこれで4個のカメラが無事付いたという段階。完成まであともう少しです!
それでは次回も読んでください。渡邉でした。