店長ブログ
「エアコンリフレッシュ」
2018年06月30日
いつもお読みいただきましてありがとうございます。何と関東地方は観測史上初の6月の梅雨明けを昨日宣言されてしまいました。ただここ数日ずっと晴れて30度以上という天気でしたので実際はもっと早く明けていた気もします。雨が降り続けるよりは晴れる方がいいとしても水不足が心配ですよねこんな年は。今から皆で節水を心がけましょう。さて今日はこちらです。
憎らしいリクの顔ったら(笑)まだ子犬なことがほっとすることもありでも憎らしくもあり。今年も30度を超えたあたりからもう2頭仲良く?日中は家の中で涼しくゆっくり過ごしています。テツはすっかりいたずらはせず落ち着きましたが、最近気づいたんです右上写真がわかりますね左耳がやたらと低くなっていることがおわかりですか?他にも顔を掻いたり頭をやたらと振ったり・・・朝方寝られないほど頭を振っているのでちょっとかわいそうかなと思い獣医さんに。どうやら耳の中のマラセチア菌の増殖によって特に左の耳がかゆいのではとの診断。さっそく耳垢を顕微鏡でチェックしていただいたところ通常5個程度の菌がテツは100個以上と異常に繁殖しているとのこと。脂が大好きな菌ということで脂っこい体質が引き起こした症状とも言えます。とりあえず薬を塗って様子を見ながらマメに耳垢を掃除することとなりました。いろいろありますね(笑)
梅雨明けした今車に乗る際なくてはならないエアコン、G-Speedには来週強力なエアコンリフレッシュマシンが登場します。何といってもこのマシンの特徴は現在入っているエアコンガスを回収し、きれいにして、リサイクルできることです。従来は回収したガスは捨てるしかなかったのですから無駄がなく賢いシステムです。しかも微量ずつ各シール部からガスは抜けて減っていくわけですが、足りない分は新たに規定量になるまで充填もしてくれる優れもの。なおエアコンガスは現在主流のR134に加え、これからアウディも含め世界的に切り替わるであろう1234yfにも対応します。ドナー車は8年14万キロを走破したというもってこいのA4(8K)2.0Tq S lineです。
[右上写真][中段左写真]実際にホースを車両につないでガスを抜いていくと同時にクリーニングと入っているガスの量の測定もできます。オイルも同時に抜いていきますが自動的にガスとオイルは裏で分別回収され、オイルは再使用ではなく新しいオイルを補充します。[中段右写真]抜いたオイルです鉄粉が混入しています。
その後真空引きを行い漏れのテストを行い、異常がなければクリーニングしたガスを補充していきますが[左下写真]規定量はエンジンフード裏側に書いてありますしリフレッシュマシンにも輸入車や国産車を問わず全ブランドの車のものが記録されています。A4(8K)アバントの場合は570g、さて結果は?[右下写真]その場でプリントもできますしPCでの出力もできます。規定量570gに対し約8割の467gしか入っていませんでした。どうりでエアコンの効きが良くないわけです・・・真空引きのあと保持テストを行いどこか漏れているかもチェックしてくれるのもすごいところ、この車は明らかな漏れはなしと判断されました。完了した後乗ってみましたが外気温計が35度を表示するも涼しい風が出ていて極めて快適でした!
このマシンが有効なのはある程度年数を経過した車だけではありません。何と新車でもケチった?それともドイツは涼しいからあまりエアコンが効くのが重要じゃないから?かどうかは定かではありませんが何と規定量のガスが入っていない車が実に多いとのこと、実際納車前または納車すぐの車を何台も測定した結果だそうです。であれば設計したとおりに性能ではなく当然効きが甘いですよね?なので新車でもこのマシンはとても頼りになるのです。どうもエアコンの効きが甘いと思った方、新車だけど入っているか調べたいという方、是非オススメです。
エアコンを多用する夏といえば先日より多数ご注文いただいているバッテリーの性能も極めて重要、G-Speedではつい先日から車載状態での始動電圧、始動時間、灯火類を点灯させて充電システムの状態チェック等総合的に状態を判断できる純正品としても採用されているMIDTRONICSバッテリーアナライザーを導入しました。ウチの車のバッテリーはどんな状態なの?と心配な方は診断をすることをオススメします。
それでは明日G-Speedは定休日とさせていただきます。どうぞ皆様楽しい週末をお過ごしください。渡邉でした。