2017年04月04日
いつもお読みいただきましてありがとうございます。先日テレビを見ていたらバラエティ番組でG-Speedがある日野市のお隣立川対八王子の対決をやっていました。いろいろ言っていましたが、どちらにも全く縁もゆかりもない私から言わせてもらえれば、誰が見ても明らかに立川の勝ち。だって歩いている人の数が全く違うもの!って角が立ちますねこれくらいにしておきましょう・・・皆様嘘だと思ったら中央線に乗りで両駅でそれぞれ降りてみてください。で、肝心な日野駅は・・・さみしい限りです。さて今日はこちらです。
TTやA1、A3等幅広く使用されているカツオ君タイプのシフトノブ、Sモデルに採用されているレッドリングは欲しいけれどレザーはスムースたいぷじゃなくパンチングがいいな~レッドスタートストップスイッチとコーディネイトできるし・・・そんな場合、ディーラーさんに言っても無駄、「できません」キッパリ言われることが容易に想像できます。小ネタですから私の出番。先日のステアリングに続きご紹介します。
あっさりと書いてありますが、結構パワーとコツが要りますのでご注意を。まずはなるべく小さいタイラップとプライヤーを用意します。それを右上写真のようにいきなり軸の周りに巻きます。そしてタイラップを思い切り(といっても外れないように注意しながら)ギューっと締めていきます。軸は十字に4つに分かれていますがその4つが隙間なく縮まった状態になるまで締めます。そしてタイラップはなるべく奥側に押し込みます。軸はツメで止まっていますからその方がリリースの確率が高まります。
ここがこの作業のポイントですので気合いを入れましょう。ブーツを戻して、そしてシフトノブは前押しボタンを「絶対に握らない、押さない、持たない」で横のレザー部分を持ちます。仮に押すと専用工具がないと戻りませんので有料にて戻しますのでお送りください。もう片手はブーツの前後(左右はツメが奥側にあるため持つとその形がくっきりレザーに出てしまいます)を持ちます。そしてエイっと気合いと力を入れて切り離します。フー抜けました。
ここまで来ればゴールはすぐそこ、またまたツメを押してリリース(工具を暴走させないように注意)すれば、ハイ、分解完了です。
右下写真をご覧ください。時々「リングだけ入れられますか?」という方がいらっしゃいますが一目瞭然です。左のSモデル用はレッドリングの分アルミ調の部分が短くなっているので2つを足して右のAモデル用と高さが同じになるのです。ということはリングだけはもちろんパーツとして入手できませんし、リングだけ入れてもつじつまが合わなくなる、というわけです。
あとは逆手順ですがシフトブーツはきっちり方向を見極めてクリっとツメが入った感触があるまでしっかり入れてください。そして戻せばばこの通り、前回と同じ写真恐縮ですTT Sなのでレッドスタートストップスイッチと同様シフトノブにはレッドリング、かつパンチングレザー、同様にステアリングもハーフパンチングでコーディネイト、完璧です!
それでは次回も読んでください。渡邉でした。