2011年05月02日
いつもお読みいただきましてありがとうございます。すっかり街は連休モードに切り替わっていますが皆さんはどこでこのブログをご覧いただいているのでしょうか?帰省先?旅行先?国内?海外?やっと私も明日3日から8日までお休みをいただけるのでゆっくりしたいと思います。さて今日はこちらからです。
東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県のお客様から送っていただきました。ようやく光回線が開通したということで、かなり復旧が進んでいることが伺えます。何よりです。散りかけだということですが左写真は被害の少なかった陸地の桜、去年もきれいでしたが今年も見事ですね!空の青さがやっぱりこのあたりとは違う気がするのは私だけでしょうか。
ところが右の写真、これが何ともせつない状況・・・撮影いただいた方が小さい頃よく遊んだ公園にある桜とのこと。左側の枝などは折れていますがそれでも右側の残った枝はきれいな花を咲かせてくれています。そのきれいさとあまりにもかけ離れたがれき、空の青さ、がれきがすべての違和感を演出してしまっています。ご本人もショックではあるでしょう・・・お察しします。
次は先日少し予告しましたDIYでのシフトノブ交換マニュアルです。対象車種は丸型前押しタイプのシフトノブ全車ですが1部手順のみTTやS3は異なる場合があります。現在A3MY11, A1, RS5がこのタイプであることが確認できています。
まずはいつもの手順からスタートです。平らな場所でシフトをパーキングもしくはニュートラルに入れてしっかりサイドブレーキを引き、シフトブーツとパネルに養生をしてから同じく養生した内張り剥がしを入れてコジります。ブーツは裏返しにしてシフトノブの養生として被せておきます。ここからが今までとは違いブーツの下部がナットのような役割をしています。矢印方向へ45度くらい回すと自然と止まります。ここでポイントがあります。新しいシフトノブがきちんと所定の深さまで入ったかが後で確認できるようにシャフトにテープなどでマークします。
今日1番のポイントはここです。いよいよノブを抜くわけですが抜く際は前押しボタンを持たない!間違って押してしまうと基本的に戻りません!万が一押してしまった場合G-Speedへ来ていただくかもしくはお送りいただくこととなります(有料)ので十分ご注意ください。シャフトに沿って写真のようにボタンを避けてしっかりシフトノブを持って上に抜きます。この際車両によっては硬い場合もありますので1人KO(笑)にならないよう気を付けてください。ノブとブーツがセットになったシフトノブ(まだアップしていません)を交換する場合はここから逆手順で戻していきます。その際の注意としてはシフトノブを入れる際にきちんと奥まで入ったかを確認することが重要です。そこで前に付けたマークが役に立つわけですね。
新しいシフトノブを入れる前にチェックしてください。左写真のようなツメの位置にになっていることを確認してください。右のようになっていますと狭くて入れることができません。入れた後ナットを45度回すことによって右の位置になり、シフトノブを抜けないようにロックしてくれます。
写真は別車種ですが仕組みは同じです。シフトブーツのみや丸型のノブのみを交換する場合は上写真のように付属のタイラップをかけてギューっとしっかり引っ張ってツメを縮めて、ノブとブーツを分離させます。
これで写真のように交換完了!お疲れ様でした。DIYは楽しい反面自己責任となりますのでご了承ください。
それでは明日から8日(日)までG-Speedはゴールデンウィーク休業とさせていただきます。次回休み明け9日をお楽しみに。いい写真が撮れた場合のみ番外編があるかも知れません(笑)皆様どうぞ良い連休をお過ごしください。渡邉でした。