2011年03月10日
いつもお読みいただきましてありがとうございます。三寒四温とはまさにこのことを言うのでしょうか。めまぐるしく毎日変わる天気と気温、風の強さ・・・逆に春を感じます。今日いらっしゃった宅配便のドライバーさん、最近ちらほらと見かける20代の男性、代金を支払い3円のおつりをもらうところで「それでは3万円の・・・」「ん?久々のこのやりとり」と思い「3万円?オヤジかよ!(笑)」「すみません、つい・・・」20代なのにどこで覚えたやら。でも正直楽しかったです。さて今日はこちらです。
ご存じA3の定番商品シフトブーツとサイドブレーキトリムがセットになったシルバーステッチレザーセットです。発売から2年以上経過していますがまさに定番、コンスタントな売れ方をしております。通常A3標準グレードはブラックレザー/ブラックステッチなので少し素っ気ない感じですがこのシルバーステッチに交換するとオシャレな感じになります。特にサイドブレーキトリムは標準の硬く冷たい感触から柔らかくなりとても好評です。
今回新たに2011年モデルすなわちMY11の前押しボタンシフトノブ用の商品も発売いたしました。と、早速お問い合わせがありました。「MY10までとMY11用は同じではないのでしょうか?2007年モデルですがどちらを購入すればいいでしょうか?」とのことで既にチェックはしていましたが皆様にもわかりやすいよう再度右写真のように比較してみました。シフトノブ取り付け部の角度が違うのがわかりますよね。写真ではわからないかと思いますが上下方向の高さがMY11の方が長くなっているのでその関係もあるようです。また外見ではわからない内側のシャフトへの固定方法も全く違います。以上の理由から上記のお問い合わせへの返信は「MY10までのものとMY11用は互換性がありませんのでMY10までのものを選択ください。」となりました。当然シフトノブも互換性はございません。唯一サイドブレーキトリム単体ですと年式を問わず適合となります。
ここからは余談デス。左写真はシフトブーツの一番下、通常取り付けるとゲートパネルに隠れてしまう部分です。それを裏から見ると右写真のようになっています。樹脂でできた型枠にレザーがステープルで留めてある構造となっています。その業界の方には普通なのかも知れませんが・・・上の矢印はというと型枠が縫い目のところだけわずかに凹ませてあるのがわかります。この小さな工夫で縫い目の出っ張りがなくなるのでスムースにキレイにブーツをゲートパネルに入れられるのは言うまでもありません。下の矢印はというと縫い目の裏側、普通はレザーの合わせ目がはっきり見えそうなものですが、きちんと裏布を当てて合わせ目をカバーするようにステッチを縫っているんです。初めて見たときはえらく感動したものです。同様にサイドブレーキトリムもステッチの目の揃い方やレザーの絶妙なツヤ具合や張り具合の素晴らしさに感動しました。もちろん他車種のレザーパーツも一貫して同じ品質で作られています。見えない裏側まで気を遣い丁寧に作られているアウディのレザーパーツ、G-Speedでは自信を持っておすすめします。是非購入された際は裏側も観察してみてください。
A3の関連商品ページはこちら A3/S3カテゴリーをご覧ください。それでは次回も読んでください。渡邉でした。