2010年05月22日
いつもお読みいただきましてありがとうございます。土曜日の今日はいかがお過ごしでしょうか。明日日曜日は雨が降るとの予報がありますのでお出かけは今日にした方がよさそうです。5月は1年中で最も花がきれいな月ですから公園なんかもいいですね。
すみません連休の写真を使ってしまいました(笑)さて本題、昨日あたりのニュースで私が気になった記事「約9割のビジネス書は、ゴーストライターが書いている」です。(以下の一部はビジネスメディア誠より引用)結構ショックなタイトルですよね!私の印象はというと逆に「約9割のビジネス書は、本人が書いている」と思っていましたから。なんでもこのタイトルは大手出版社の社員さんのお言葉だそうで・・・皆さんはビジネス書、読みますでしょうか?私はというとたまに読むくらいですが、本屋さんに行くと意外にビジネス書コーナーが広いので結構な需要なのかも知れません。「ビジネス書なら○○ブックス」などと宣伝している本屋さんも見かけます。
さて本題に戻りましょう。(ゴースト)ライターの仕事の流れはこうなのだそうです。「○○社の社長を著者にして(!)、○○というテーマの本を今年の夏に出すことになりました。つきましては、口述をお願いできないものでしょうか?」というメールでの出版社からの依頼が来る。この口述というのがいわゆるライターの仕事、実際に書く作業のようです。その後受けることが決まると「著者とされている人」がライターの取材に応じる形で答えていく。つまり著者はしゃべるだけで書いていない、そういうことですよね?2時間ほどのこの取材が5回、計10時間ほどの取材を録音し、ライターがまとめていきビジネス書となる。1冊を書きあげるのに約2ヶ月から半年ほど!なかなか大変です。どう著者から聞き出すかも腕を問われそうです。
一方出版社にとってはというと、本当は商売になるような面白いネタを持っているご本人に書いてもらうのがいいとは思っていても、初めてだったり日本語がわかりにくかったり、書き慣れたライターが書いて2ヶ月以上ということは仕上がるのがいつになるかわからない、つまりはビジネスにならないから仕方ない。(引用終わり)
著者の方もしゃべったことがいつの間にか本になり、自分の写真付きで出版される。
なるほど~、何か裏側を知らない方がよかったという気もしますが(笑)ライター、著者、出版社それぞれにメリットがあるからこの手法が一般的になったことでしょう。ウソといえばウソ、仕方ないといえば仕方ない。さて皆さんはどうお考えでしょうか?それでは次回も読んでください。渡邉でした。