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店長ブログ
「BKS化の続きをどうぞ」
2024年12月14日

いつも店長ブログをおよみいただきましてありがとうございます。最近アウディ純正ダイレクトTPMS(タイヤプレッシャーモニタリングシステム)をレトロフィットできないか、という問い合わせをよくいただきます。答えは、日本仕様としてTPMSが設定されている車種でしたらできます、というものです。何しろTPMSは日本とアメリカだけが、TPMSセンサーとコントロールユニット間通信の周波数が315MHz、それ以外の本国を含め欧州は433MHz、互換性がないのです。例えば現行RS 3やRS Q3は、本国ではダイレクトTPMS付き、でも日本とアメリカは簡易的なABSセンサーで回転数の差を読み、警告を鳴らすタイプしか装備されていないのです。こうなると315MHz用コントロールユニットがない、だからレトロフィットできない、となります。その場合は以前ご紹介したAirSafeやWeds等の社外品を使用することとなります。もっと詳細をお聞きになりたい方は、お問い合わせください。さて今日はこちらです。


S3スポーツバックのBKS化続き、フロントバンパー編をどうぞ。パシャリが少ないのは時間に余裕がなかった証拠なのでご容赦ください(笑)とにかくツメだらけ、ドイツ人にしてみればバカ力で押すだけではまるので便利かもしれませんが、バラすことなど微塵も考えていない構造、だから私の手が切れたり痛くなったりするんです。私だけじゃないディーラーメカさんもそうなんじゃ!とストレスを発散したところで軽く説明します。交換するのは

Audi純正S3(GY/8Y)ブラックスタイリング用ラジエーターグリル
Audi純正S3(GY/8Y)ブラックスタイリング用フロントロアスポイラー
Audi純正S3(GY/8Y)ブラックスタイリング用エアガイドグリルセット

となります。ロアスポイラーのみ、マットシルバー以外は未塗装でのパーツ供給のため、グロスブラックに塗装しておきました。


思いっきり省略してしまい申し訳ありません。今までのアウディよりも2個ボルトが多いですねフロントバンパー、マトリクスLEDなのでヘッドライトウォッシャーもあり、ちょっと大変です。グリルって単純にすぐ外れるかと思いきや、一番最後なのです。低速時の衝突の場合にショックを和らげる発泡スチロールや、グリルだけだと強度が足りないので裏骨ブラケットが付いたり、ロアグリルはまた別に付いていたりと、意外にパーツ点数が多いんですよね。またS3は珍しくグリルにはS3グリルロゴエンブレムは付いておらず、ブラケットに付いている、これなかなかない車です。もちろんエンブレムも

Audi純正FL後A4/A5/A3(GY/8Y)用フロント用4Ringsブラックエンブレム
Audi純正S3(8P,8V,GY)グリル用ブラックエンブレム

に交換済です。右下がやっとグリル交換にたどりついた際のパシャリ、もう後は逆手順ではめ込んでいくだけ、これがなかなかの固さ、手が痛くなります。



次はリアまわり、まずこの時点で既に

Audi純正RS 3/A3/S3(GY/8Y)リア用4Ringsブラックエンブレム
Audi純正リア用S3ブラックエンブレム

は交換が終わっています。フロントに比べればはるかに外すのが楽なリア、まずはツメで止まっているディフューザーを外し、

Audi純正S3(GY/8Y)ブラックスタイリング用リアセンターディフューザー
Audi純正S3(GY/8Y)ブラックスタイリング用リアサイドディフューザーセット
AudiAG純正RS 3/S3(GY/8Y)用ブラッククロームスポーツテールパイプトリム

の交換をし、あとは組むだけ、ふーっという感じで終了です。


お客様が当初から使いにくいと感じていたカップホルダー、飲み物が飛んでいってしまうということでAudiAG純正A3/S3/RS 3(GY/8Y)用カップホルダーへ交換しました。これもコンソール丸ごと外すので、力というよりは手間がかかります。外したシフト周り、このGYからシフトは完全に電子化、だからメカニズムがない!いまだに慣れません、が、でも自動運転に向かうには必要な機能と思うしかないでしょうか。シフトノブのコネクターは外す際タイミングを計る必要があります。変なタイミングで外すと・・・ハイ、出来上がり!

次回は完成編をご紹介します。それでは明日G-Speedはweb対応定休日とさせていただきます。どうぞ皆様引き続き楽しい週末をお過ごしください。渡邉でした。