2024年06月04日
いつも店長ブログをお読みいただきましてありがとうございます。海外のメディアサイトのニュース「ジュネーブショーは来年から開催されず、代わりにカタールで開催する」というもの。モーターショーは私にとって実車を気兼ねなく眺められる貴重な機会、それが少しずつなくなっていくことは死活問題、とてもショックなニュースです。ただリアルからネットに移行するのは誰にも止められない流れ、仕方ないでしょうか。お願いだからドイツ・ミュンヘンはなくさないで!ドイツに行く理由がなくなるから(笑)さて今日はこちらです。
何度か登場いただいているRS 5クーペでお客様が来店ですありがとうございます。前回のEVENTURIに続きパフォーマンスの向上を目指し、マフラー交換をとのご用命です。通常アウディであればアクラポヴィッチやレムスの選択となりますが、こちらのお客様はドイツブランドのCapristoを選択しました。皆様ご存じでしょうか?特徴はeマーク付きなのに他のブランドと違い純正の電動バルブを使用せず、バキュームを利用した別のバルブを使用すること。だからバブリングの音はバルブ開閉やモードによっては異次元の派手さ!バルブの開閉は付属のリモコンでいつでも可能、場面や気分によって使い分けます。半面ハーネスやバキュームからのチューブを這わせたり、電源を取得したり、純正バルブにキャンセラーを取り付けて、見えないところに収納したり、と取り付けはものすごーく大変です。
パイプはステンレス、出口はカーボンまたはステンレス(オーバル)、今回はカーボンにインナーがブラックを選択、インナーは他にシルバーとレッドもあります。エンジンルームからバキュームパイプを室内を通しトランクの見えないところまで通します。純正マフラーを降ろし、capristoを差し込んでいきます。eマーク付きなので当然純正のパーティキュルフィルターは使用し、その後からの交換です。
バルブは見えないトランク左フタの裏に設置、コントロールユニットは反対の右側フタの裏に設置、フタを付ければ全く見えません。
一方純正バルブはキャンセラーを使い固定したうえで、バルブが付いていないとエラーになるため、コネクタをつないで見えないところに固定します。
バキュームチューブと電源ハーネスは室内を通します。だいぶ完成が近づいてきました。
完成!RS 5なのに4本出しなのが新鮮!カーボンテールにcapristoロゴ、インナーがブラックなのでブラックスタイリングパッケージとも相性がいいですよね。肝心の音質はというと、一言でいうと「乾いた音」です。バルブを開かない限りはあくまでジェントルな音量で違和感なし、でもリモコンでバルブを開くと・・・えげつない(笑)そして当然お客様の車なので軽くしか試していませんが、バブリングの音がもう楽しすぎる(笑)意外だったのがEVENTURIの吸気音がよく聞こえるようになったこと。これもポイントです。インテークとマフラーでいったいどのくらいパワーアップしているのかが気になるところです。
そしてスラムカバーもcapristoのカーボンを選択、エンジンカバーは純正カーボン、EVENTURIのカーボンインテークと見事にカーボンで揃いました。本当はRS 5ロゴエンブレムの下にEVENTURIのインテークの吸入口カーボンも見えるんですが、お客様的にはRS 5ロゴエンブレムを外そうかと思っているほどカーボンフェチ(笑)今回もご利用いただきましてありがとうございました!
こちらはカーボンにインナーシルバーの組み合わせ、音質、音量はまさにこんな感じでしょうか。バルブを開いた際の加速は・・・快感です!
今朝のご近所の軒先にあるぶどう、結構実が付いてますね。久々のテツリク、いつものようにお散歩です。最近にわか雨が多くてなかなか安心しての散歩ができませんよね。雨雲レーダーとにらめっこしながら出かけるので、時間がまちまちになります。しっかし、どっちも痩せっぽち・・・とリクは大好物の落ちてた靴下と体をくねらせて格闘、ビリビリに破いてストレス解消、テツは「早く行こうよ」以上勝手なテツリクでした。
それでは次回も読んでください。渡邉でした。