2017年07月13日
いつもお読みいただきましてありがとうございます。今年の梅雨はものすごい暑さですね!今からこんなに暑くって仮に梅雨が明けたらどうなるの?あまりの暑さで外に犬を出していたら死んでしまうかもということでエアコンの効いた部屋で涼しい顔して寝てます(笑)甘いのかな?柴犬を外飼いしている方、どうなんでしょうまだ平気ですか?情報お待ちしています。さて今日はこちらです。
小ネタシリーズを。好調のライセンスプレート盗難防止用ロックボルトですがその受け側のライセンスプレートブラケットは右上写真のようにナットがパチンとはめ込んであるタイプが最近多いのです。理由は簡単、従来は左下写真の左側のナットを使用していましたが装着にはドライバーでぎゅっぎゅっと締めこんで花を咲かせるように固定するのです。対して右側のナットは裏からパチンとはめ込むだけ、そうです手間がかからないのです。製造技術をされている方はご存じですよねとにかく0.0001秒でも早く作業することが数万台と積み重ねるとえらい違いになります。でもこのナットの短所は右下写真のように中が突き抜けていなくて袋状になっており短いボルトしか入らないわけです。とはいえ通常はロックボルトは2タイプあり短いタイプ2を使用すれば何の問題もありません・・・
ただし、お客様の中には「できればロックボルトとライセンスプレートホルダーを併用したい!」という方がいらっしゃいます。しかも既にタイプ2をお買い上げいただいております。併用すると当然ホルダーの厚み分足りなくなりボルトは届きません。じゃあホルダーを削ってみては?と試しても、意外に硬いですしナンバープレートもアルミですから当然硬い、全く届かず。仕方なくタイプ2を諦めて長いタイプ1のボルトをそのまま使ってみては?ダメでしたワッシャーを入れてみても先端のネジが切っていないところが仇となり底付きし全く引っかかってくれません。じゃあ最後の手段、タイプ1を削って短くしてしまおう。削る長さは試行錯誤。結果ハイ、ぴったりでした。これにてほっとしました任務完了です(笑)
ちなみにQ2でも同様の依頼がありましたがそもそもライセンスプレートホルダーがアクセサリーカタログになく適合外、何故かというと車両側のブラケット縁が邪魔して付けようとするとナンバーの穴とホルダーの穴を一緒に下にずらさないとボルトを締めることすらできません。かつ今回のようにQ2も車両側がA4と同じナットを使用しているためロックボルトも削る必要があり、ナンバープレート、ライセンスプレートホルダー、ロックボルトとトリプルで加工が必要です。もし見た目に難の問題なく付いているように見えるQ2を見たら、実はかなりの苦労をしているんです。そんなお話でした!Q2でどうしてもという方はご来店いただければ対応できますのでメールにてご連絡ください。
突然アウディサミットで発表されたパフォーマンスパーツ、私はあまり好きなタイプではありませんがサーキットを走る方は社外品のデザイン重視と違ってきちっと風洞実験をしてタイムをコンマ何秒短縮という効果がありますから、必須となりそうです。それでは次回も読んでください。渡邉でした。